【参考までに】実際に外国人介護士を雇用して感じたこと

どうも、ユケさんです(@yukesan_family

今回は、実際に外国人介護士を雇用した時の話を書いていきます。
思いやりのある方ばかりで、本当に雇用してよかったと思っています。

その時の流れや勤務方法などについてもつづっていきますので最後まで見てくださいね!

僕自身は、7年前に無資格・未経験で障害福祉の業界に転職しました。
その後、訪問介護、グループホーム、児童発達支援、放課後等デイサービスなどを経験しました。

資格も介護福祉士・サービス管理責任者・相談支援専門員などを取得し、サービス提供責任者、サービス管理責任者を経験し、独立起業しました。

現在は、訪問介護事業所、相談支援事業所(2022年4月開所)を運営しながら情報発信をしています。

では、本題に入りますね。

介護士不足を解決する一つ『外国人雇用』

 

介護士不足が課題となる中、技能実習生や、特定技能、特定活動といったビザで介護職として活躍してくれる外国人の方を多くみるようになりました。

前職でも外国人の方を雇用しましたが、結論から言うと本当に良かったと思います。

夢や日本に来た想いなど強い気持ちがあり、ホスピタリティも高く、僕たちの方が勉強になるようなことばかりでした。

ただ、ネットなどを見ていると問題になったケースも見受けられるので、実際に採用までに至ったケースを書いてい行きます。

もし参考になればうれしいですし、外国人の方の雇用につながりよりよい事業所運営に繋がっていただければ幸いです。

外国人雇用のきかっけ

外国人雇用をしようとしたきっかけは、入居施設(グループホーム)を開所していた時です。

人材不足という事もあり、ワンオペにならない勤務で、外国人の方と一緒にやれないかと思い、検討しました。

雇用形態としては特定技能か特定活動で実際に日本に在住している人を採用するという形で進めました。

合わせて読んでほしい記事はこちら。

【ピンチ?チャンス?】介護職員、2040年度までに69万人増が必要 厚労省

 

雇用までの流れ

 

外国人雇用の流れは大まかにこんな流れでした。

雇用までの流れ
  1. 人材紹介業者の選定
  2. 求職希望者との面談(zoom)
  3. ビザ申請書類作成
  4. 雇用契約書作成(入管提出用)
  5. 住居の手配(社員寮が無い場合)
  6. 引越し初日の立会い
  7. 雇用契約(会社用)
  8. 勤務初日

こんな感じだったと思います。

人材紹介業者の選定

これは、正直どこがいいかはわかりませんが、直接入管へ申請ができる、国際行政書士の資格を持っている法人がいいでしょう。

なにかと時間がかかるのがビザ申請なので、直接やり取りができ、更新もスムーズに対応してくれると思います。

求職希望者との面談

 

業者が見つかると次は働く外国人の方の面談です。
僕はzoomで日本語レベルなど確認しながら面談をしました。

向こうも面接練習や事前に準備している内容はあるので、日本語が上手に話せているように見えますが、画面に向こうはカンペなんてこともあります。

ちょっとひねった質問をしてみて本人のリアクションを見るのもいいと思います。

僕が面談した方たちは、日本語も本当に勉強していて、夢もあり素敵な方たちでした。
自分が逆の立場だったらと思うとゾっとします。なので、異国でチャレンジしている方たちは本当に尊敬します。

ビザ申請書類と雇用契約書

 

採用が決まると、次はビザの申請と雇用手続きに進みます。

これまたびっくりしたのが、国によって書式が若干違います。
(もしかしたら言語の関係かもしれませんが。)

業者から書類が送られてきますので、それに沿って入力していきます。

大体1か月~1か月半くらいでビザが下りたように思います。

主に記入した欄は
・雇用形態
・勤務時間
・給与
・社会保険料など、給与から引かれる金額

といった内容でした。

住居の手配と引越しの立会い

これは人の手配が大変でしたね。。。

社員寮があればいいのですが、前職は社員寮が無かったので、レオパレスを法人で借り上げして対応しました。

賃貸契約から、入居までの手配や対応インフラ整備もこちらで対応したので、ちょっとマンパワーがいりました。

雇用契約と勤務初日

 

引越しが終わったら、法人の雇用契約に進みます。

ここまでで、ビザか下りていればいいですが、もしビザがまだ下りていない場合は、勤務可能なのかどうかは確認が必要になります。

ここまできて、無許可で労働させビザが下りずに雇用できません。ってことが無いように人材紹介業者と連携して進めていきましょう。

また、外国人の方も初めての環境で不安もいっぱいだと思います。
頼れるところは、面談した人や引越しに立ち会ったスタッフになると思うので、心のケアもしっかりとした安心して働けるように環境を整えてあげたいですね。

雇用までにかかった費用

 

雇用を検討してみたい!

と思っても、実際にいくら費用が発生するのか気になるところだと思います。

実際に経験したかかった費用は
・人材紹介料(30万円)
・アパート初期費用10万円(給与天引きで2年分割)
・毎月の管理費2万円(人材紹介会社に)

こんな感じだったと思います。

人材紹介料は業者によっては0円のところもあるそうです。(毎月の管理費のみ)
毎月の管理費は委託するか、自社でやるかになりますが、委託した方がいいと思います。

さいごに

外国人雇用というと何かと不安だったり、業務上負担がかかるといったことも考えられると思います。

実際に雇用している外国人の方は、日本人スタッフと同じようにワンオペで夜勤も対応できるくらいまで成長してくれました。

なので、僕たちがいかにしっかりと関わり、伝えていけるかだと思います。
結局は事業所側の体制や環境によって変わるということです。

どんなスタッフに対しても、しっかりと思いを持って関わることがいかに大切かを学ばせてもらいました。

※前職より収入が上がる?介護職に転職するときに知っておきたいこと。※

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