【潜在介護福祉士が2割!?】介護福祉士の取り合い合戦!

どうも、ユケさんです(@yukesan_family

7年前に無資格・未経験で障害福祉の業界に転職しました。
その後、訪問介護、グループホーム、児童発達支援、放課後等デイサービスなどを経験しました。

資格も介護福祉士・サービス管理責任者・相談支援専門員などを取得し、サービス提供責任者、サービス管理責任者を経験し、独立起業しました。

現在は、訪問介護事業所、相談支援事業所(2022年4月開所)を運営しながら情報発信をしています。

では、本題に入りますね。

介護福祉士を取っても離職する人が2割強

介護士の離職率が高い!
介護士になってみたものの、職場や人間関係に恵まれず、介護の仕事を諦めほかの職種にしようという人を多く見かけます。

厚生労働省の調べで、介護福祉士の国家資格を持っている人の中で、
・介護・福祉など以外の分野で働いている人は7.0%(4万589人)
・特に仕事をしていない人は13.8%(8万154人)だった。

これらを”潜在介護福祉士“として整理すると、その割合は全体の20.8%(12万743人)にのぼると報告されていると記されています。

要するに、介護福祉士の資格を持っていても、介護の仕事についていない人が12万人強いるという事です。

しかも、驚きなのが、潜在介護福祉士に介護・福祉などの分野で働きたいか尋ねたところ、
「ぜひ働きたい」は数%程度に、
「条件があえば働きたい」は30%強にとどまったという点です

要するに、もし条件があえば介護職で働きたいと思う人が多くいるという事です。

ではその条件とは何でしょうか?
この件に関して紐づく具体的な内容は出ていませんが、過去にも書いた退職理由からヒントが得られるかもしれません。

元採用責任者が赤裸々に語る。介護職、驚愕の退職理由!【前編】

この潜在介護士の人達が、また介護職に戻ってきてくれれば心強いですよね?

潜在介護福祉士の争奪戦は転職に有利に!!

さぁ介護福祉士の掘り起こしを始めようと思っても、考えることはみんな同じです。
これを機に何か大きな変化が起きるかというと、そんな変化はないと思います。
そして、人材確保に力を入れている企業間で潜在介護福祉士の取り合いになっていくかもしれません

ただ、ここで現在介護士として働いている人にとっても、大きく変わるかもしれないところが、転職時の収入です。
もちろん経験や資格などで大きく左右されますが、人材確保に力を入れている企業は多く、登録するサイトなどもほぼ同じと言って過言ではありません。

そのため、お互いを意識することで、条件の引き上げが起きる可能性があります。
もちろん、可能性ですが、転職することで今より条件や環境が良くなる可能性も大いに期待できます。

その根拠としてはこちらを参考にしてみてください。

前職より収入が上がる?介護職に転職するときに知っておきたいこと。

 

潜在介護福祉士には特典も!

潜在介護福祉士に介護・福祉などの現場で力を発揮してもらうため「再就職準備金」を支給しています。これは介護職復帰するために必要な、引っ越しや研修、移動手段の確保などに充てるお金として最大40万円を貸し付け、介護職員として2年間従事した人の返済を全額免除というものです。

なぜ介護士だけ優遇処置がとられているかは分かりませんが、有効に活用していきたいですね。

さいごに

これから、介護士の必要性が増す中、有資格者の企業間での取り合いや復帰に向けた取り組みが活発になります。
施設はより良い人材をたくさん囲いたいですし、介護士はより良い条件で働きたい。
そのためには、健全な企業体質が整っていないと資金的にも環境的にも厳しく、結果取り残されていきます。

人材確保の根底は職場環境を整えるところからかもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です